日本のウェディング雑誌と海外のウェディング雑誌の違いと変化の仕方

IMG_0372私は仕事柄、海外からウェディング雑誌を購入する機会が多くあります。国としてはアメリカ・フランス・オーストラリアなど。

最近ウェディングイヴがプロデュースしたグアムウエディングの写真が雑誌に掲載されたので久しぶりに国内のウェディング雑誌を見ました。ちょっと面白い発見があったのでご紹介します。

久しく国内のウェディング本を買っていないので少し前(2~3年前)の話ですが国内のそれらはだいたい、施設の紹介が冒頭に掲載されていてハード面での見せ方のボリュームが大きいのが特徴でした。チャペルの写真やパーティー会場の写真。外人さんモデルを採用したデモンストレーションの写真。豪華な装花達でデコレーションされたそれぞれのバンケットルームの写真達。日本では結婚式は結婚式場でと言う習慣がありますので当然な構成だと思います。私も式場勤務をしていた頃、広報の担当をしたこともありますのでいかに自分の会場が他社より素敵に見せることが出来るのか写真チョイスに忙しかったのを思い出します。

海外のウェディング雑誌は、こんなロケーションで結婚式が出来ましたと言う事例が多いのが特徴です。ワイナリーやヨットハーバーなどです。海外は結婚式場施設の概念がないことから、カップル達はどこでレセプションをしようかと考え、そこでどんなレセプションが出来るのかどんな写真が撮れるのかがポイントになるようです。もう一つの特徴としてはプランニング方法や当日までのスケジュールが詳細に記載されていること。これはその場所にプランナーがいないのでカップル達は自分達で自力で最初から最後まで準備をするかプロのプランナーを雇うかどちらかの方法になるからこそ。海外ならではのページの使い方です。

日本では花嫁の支度の方法や段取りなどのスポット的な紹介は昔からよくされていますが(会場探しからスタート♪会場下見に行って来ました♪的な紹介方法)俯瞰的なスケジュールは殆ど紹介がなく、また会場を選べばもれなくプランナーが担当してくれるのでその必要がないわけです。これも日本ならではの伝え方です。

そして久しぶりに見た国内誌は海外のウェディング本に内容やページの使い方が似てきたなと感じることが出来ました。大きな変化は冒頭から会場の紹介ではなく、まず「どんなウェディングをしたいか」を問うページがみられるようになり、またプランニング力が問われるような会場作りこみのデモンストレーションが多く掲載されていることです。実際に「プランニング力」の文言が記載されていたり。「プランニング力」なんて言葉は、まず雑誌で載ることがなかったので驚いたのが正直な感想です。

キーワードが「アットホーム」「ナチュラル」が上位を占めるようになった近年、こんな紹介方法がされるようになった背景はやはり海外のウエディングのやり方・方法が日本に浸透された証拠でもあるでしょうし、自分達がやりたいウェディングスタイルを顧客が主張出来るようになった時代がきたからと言うことと、会場のプランナーが全体を占める日本からフリーランスウェディングプランナーの存在が出て来た故のことだと分析します。

会場主体のウェディングからカップ主体のウェディングにシフトされる時代になりました。これからどん風に日本の婚礼業界が動き始めるのか大変楽しみです。

 

 

 

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