日本のウェディングプランナーのライセンス習得の必要性

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日本はウェディングプランナーにライセンスを持たせていないのが現状です。その背景に自分の所属する会場だけの面倒を見ればいいからです。もっと言うと自分勤めている会場だけのルールを知っていれば良いだけだからです。日本の婚礼業界は過渡期を迎えました。フリーランスウェディングプランナーの存在です。フリーランスの多くは会場や企業・組織に所属していませんので、自分達の腕と知識・知恵で事業をしています。そして元々はどこかの会場所属を経て独立をしている人達なので、最初はなかなかその時の常識から抜け出すことが大変なような印象を受けます。癖と言うのでしょうか。独立して日が浅いプランナーはどうしても自分の近い過去の経験を中心にして結婚式を作ろうとします。それは確かに無難であり、常識的ではありますが「二人らしさはどこ?」と言う印象があるのも否めません。私は経験自体を否定している訳ではなく、その経験はフリーランスになる・事業として成り立たせるには必要なことだと十分に承知していますし私自身もそうでした。

しかしフリーになると言ういうことはこれまでのルールを一旦、置いてプランニングすることが必要になります。クライアントがどんなところにウエイトを置きたいのかまたそこはウェディングをするのに相応しい場所なのか、悪天候の場合はどうするのかなどなど、ざっと45~50項目の調査が必要であり様々なシーンを想定し仮説を立てなければいけません。これまでの経験では補えなくなるはずです。当日うろたえるのではあまりにも遅すぎます。

そのために、先に知恵と知識をつけておく必要があるのではないかと私は思うのです。学びです。経験やスピードはあとからついてくるので十分に知識をつけなけばいけません。それを総称して「ライセンス」と呼びます。私はちなみにIWPA認定コンサルティングと言うライセンスを持っています。IWPAウェディングプランナー日本資格とIWPAウエディング英国資格の2つを持ち尚且つ3年以上の実務経験がないと受けられない且つ合格出来ないと言うものです。非常に難易度の高い試験でお恥ずかしながら私は2度落ちています。当時結婚式場に勤務しながらのレポート提出やら試験問題の勉強やらしていましたので、苦しかったことを思い出します。

ライセンスは日本で他にもあるようですが私は一番難しそうなのを選びました。なぜならばこれから将来、フリーランスとなり私が知らない場所・経験していない結婚式をクライアントから依頼された時、後ずさりをしたくなかったからです。事実、知恵と知識のおかげで様々なハードルを超えることが今でも出来ています。結婚式を扱っていない会場のスタッフさん達は皆、結婚式のことについては疑問が沢山ですから思いがけない質問が飛び交います。それにきちんと落ち着いて納得のいく回答が出来るのがプロです。

結婚式をあげるクライントは結婚式のことを全く知りません。不安が多いですがそれを1つ1つ丁寧に取り除いてあげるのがプロです。親御様もしかりで、こんな時はどうするの?と多くのご質問があります。両家で意見が違うことも多々です。それを一番ベストな状態に持っていくのがプロです。私達はクライアント・ご親族・ゲスト様の道標であることを忘れてはいけませんし、そうあるべきです。

そして海外では結婚式においての習慣やマナーそのものに日本と海外で相違があるのでそれを現地スタッフに理解と了解を求める必要があり「YES」と言ってもらうのがプロです。これがダメならこれと引き出し(提案力)をもっていなければ太刀打ちできません。言葉が通じなくも理解出来るまで説明や思いを伝え続けることです。海外でプランニングするのは日本のプランニングと訳が違いますし苦労もたくさんありますし海外ならではのハプニングもありますのでいちいちビビッていたら務まりません。プランナーは度胸も必要です。

結婚式はクライントにとって大きな出来事ですから信頼・安心感・期待を持たせてあげる訳でライセンスとはそういうものなのです。ライセンスはプロのプランナーにとって大きな力になりそして当日最大級の笑顔を見れるためにも必要であると思います。

 

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