ボートハウス丸ごと貸し切ればワンランク以上のウエディングがグアムで叶います

メリークリスマス！！皆さんは聖なる夜をどのようにお過ごしでしょうか？２０２３年１１月某日、日本では冬の足音が聞こえてきそうな季節に常夏のグアムで映画のワンシーン以上のスペシャルな結婚式とパーティーが調いました。プランナー人生３０年の中で最も記憶に残るであろう当日。この1日をどんな風に伝えたら伝わるのかこれを書きながらまだ悩んでいるけど・・・まずはリポートします。

ここはグアム南部にある小さな村にひっそりと佇むボートハウス。まるでずっと前からお二人の別荘のようなそんな雰囲気で結婚式が挙げられます。もちろん目の前は海が広がり、タモンとは違うとても綺麗な海。丁寧に手入れされたガーデンで挙式をしました。

あまりに景色が美しいからシンプル且つクールな装飾で十分。体や心が震える程って聞いたことがあるけどこれが完成した時は全身が震えましたって位、感動しました。

お二人の結婚式とパーティーのリクエストは「家族に恩返ししたい、喜んで貰いたい、その一心です」とはっきりと意思表示をされた瞬間から私もスイッチが入りました。先に伝えるとお二人とご家族の皆様が全く同じ考えだったということがプランニング途中で判明するのだけど「姉にサイプライズを」「妹が喜んでくれたら」「二人をびっくりさせたくて」etc…そう！当日はサプライズが沢山で笑いと涙の連続の1日でした。愛とは目に見えなくとも心と心が触れ合い同じ方向を向いていくんだなと心底思ったプランニング。（そしてこんなに難易度の高いプランニングをした私自身も天才だと思いました　笑）

挙式はお二人らしく厳粛の中にもオリジナルティーを入れた人前式をチョイス。オルガニストとシンガーの歌声と時折聞こえる波の音がグアムで結婚式をしているんだとますます感動。

人前式のプログラム詳細は割愛しますが涙と感動と笑いありの時間を共有させて頂けたことを心から誇りに思います。私達も幸せでした。

さて挙式が調い、いよいよお待ちかねのパーティーです。この時間もまたとてつもなく素晴らしかったのです。

ボートハウスのウッドデッキにセットアップ。船上パーティーをイメージさせるこのエアリーさはここじゃなきゃ叶えられません。お二人のこれからの船出とご家族皆様の幸せを海の煌めきさえも祝福してくれているようです。そしてここがグアムだからこそ。

ケーキだってお二人の拘りが沢山詰まりました。シンプルだけど、くすみ系グリーンで上品な仕上がり。

お料理は本格的なコース料理です。前菜・スープ・メイン・デザートと続きます。これはメインのステーキとサーモングリル。アメリカらしくボリュームも十分です。

パーティー中もサプライズ沢山で、盛り上がる盛り上がる。ご新婦の表情がリラックスしてて確かにこの場所・あの時間はお二人とゲストの皆様だけのものだけでした。楽しかったですね！！

サプライズはまだまだ続きます。パーティー中にプログラムしたご両親の為のバウリニューアルの後の子供達からのサプライズはオリジナルのTシャツで。これ凄くって表はご両親の当時の結婚式の写真をプリントしたもの、裏はお子様達の生まれた時の写真がプリントされてあり、さらに一枚ずつに一文字ずつ「あ」「り」「が」「と」「う」ってプリントされてあるんです。圧巻でした。

この素晴らしき佳き1日をプランニングさせて頂いたあとの感想として私自身の心に改めて、いつまでも留めておきたいこととして・・・

アフターコロナ時代を迎えた今、「主流性」や「多数派」も勿論私は否定しません。だけど少し外れたところにも幸運はあるということ。固定観念にとらわれることなく自由な発想は誰も知らない今まで見たことも体験したことがないような結婚式を叶えることが出来ると言う事実。

今回この場所にいた人達（私達スタッフも含め）全員が「どれだけ人が気づかないことに気づけるか」と言うことを改めて実感し、悪夢のようなコロナ時代を「あれは、やっぱり夢だったんだ」と思える位、今、あの時に描いていた心の中の想像した空間を沢山の偶然が重なって実現出来たのは幸せ以外の他ないと思いました。

希少性は魅力の一つであり、たくさんあるものよりも、たった一つしかないオリジナルのものは大切に扱われるんだと言うこともイヴを設立した当時から伝えたかったこと。

そして幅広く、柔軟で、複雑なニュアンスを理解するプランナーであり続けたいと思いました。

今日はこの辺で！もっと沢山書きたかったけど、次はもっと深く掘り下げてレポートをお届けしたいと思います。お楽しみに。

皆さん、２０２３年も沢山のお問い合わせ、ブログを読んで下さりありがとうございました！２０２４年も沢山の幸せが訪れますように。良いお年をお迎え下さいね。

ウエディング・イヴ　Machiko